2024年11月30日
本日はTリーグ最終節、Weiss Blau MITAKA戦を行いました。
勝てばリーグ優勝、T3自動昇格。引き分け・負ければ2位、昇格プレーオフに回るという、今日の結果が今後を大きく左右する状況で最終戦を迎えました。
正直、選手たちがどのような状態で試合に入るかとても心配していました。というのも、彼らはこのようなプレッシャーの中でシーズンを過ごす経験が浅い選手たちです。本人たちは最終戦、「絶対に勝たなくてはいけない」という思いをどのように消化して試合に臨むべきか、恐らくよくわかっていない状態だったと思います。試合直前1週間の練習では、選手たちには厳しい要求をあまりしないように振る舞うつもりでしたが、あまりにもインテンシティが低く声も出ていないので、少し鼓舞しながら練習を行うことに方向転換しました。
それでも試合が始まってしまえば、これまで積み上げてきたことを発揮し、いつも通りのプレーができるのではないかという思いもありながら、ついにキックオフ。
開始早々に決定機を2回迎えますがゴールはならず。しかし、よい立ち上がりで試合に入ることができました。その後も攻め続けますがなかなかゴールが決まらない中、前半10分、序盤から崩しがうまくいっていた左サイドのヨウの突破から、弾かれたボールをうまく収めたソウマからの中へのボールにシンが左足で合わせてゴール、先制点を奪いました。シンはリーグ戦でのチーム内トップタイの13得点目となりました。
その後も多くの決定機があったにもかかわらず、硬さからかゴールが奪えず1-0でハーフタイム。
ハーフタイムは、選手たちに相手の守り方を説明し、攻めるポイントを伝えて後半に臨みました。
後半も多くの決定機を迎えるものの決めきれず、守備の雑さから相手の攻撃を受ける時間帯も少しずつ増え、よくない流れの中で終盤を迎えました。そしてロスタイム、相手にコーナーキックを与える嫌なシチュエーションに。ベンチから見守る中、相手キッカーから良いボールが上がりドンピシャで合わせられ、決められたと思ったらライン際でクリア。助かった…と思ったら、こちらのミスでもう一度相手コーナーキック。時間的にラストプレー。またもや良いボールが上がりドンピシャで合わせられ、今度こそやられたと思ったらまたライン際でヘディングクリア。奇跡?が2度起こりなんとか1-0で勝利、リーグ優勝、昇格を決めました。
サッカーではありがちな、決めるところで決めないとこういう展開になるという試合を最終戦で…。本当に胃が痛くなる試合でした。
それでも選手たちは、年間リーグ戦14試合で11勝3分、62得点3失点という素晴らしい成績でシーズンを終えることができました。
ジュニアユース2期生である今の3年生は、2年生の時に僕がコーチとして加わりチームの方針が変わるなど、色々と大変な思いをしてきたと思います。人数も13人と少数の中、この1年誰1人欠けることなく、1シーズンを戦い抜いたことは誇りに思っています。
受験で進学する選手もいる中、最後までしっかり練習にも励み、勉強と両立してくれたことには感謝しかありません。
また、保護者の皆様、3年間選手たちをサポートし、温かく応援してくださったとともに、審判、運営などチームを支えていただきありがとうございました。
選手はもちろん、チームに関わる全員で勝ち取ったリーグ優勝でした。
選手のみんな、本当におめでとう!
【最終結果】1位
11勝3分/62得点3失点
前期試合結果はこちら
後期試合結果はこちら
nexo tokyo fc vs Weiss Blau MITAKA
1(1-0/0-0)0
10’ シンU15/アシスト:ソウマU15
GK
カイトU15(ヴィゴール品川 U12)
DF
ソウジU14(nexo tokyo U12)
キヨトU15(nexo tokyo U12)
タイセイU15(nexo tokyo U12)
ルイU15(成田フリーダム U12)
MF
ソウマU15(nexo tokyo U12)
リョウタU15(台場コスモスU12)
ヒロトU14(開桜FC U12)
FW
ヨウタU15(東京チャンプ U12)
ヨウU15(FC PGS U12)
シンU15(湾岸ローカルズ U12)
HT
ジロウU14(nexo tokyo U12) in
リョウタU15 out
46’
コウタロウU15(nexo tokyo U12) in
ヨウタU15 out
53’
レンジU15(八潮FC U12) in
ルイU15 out
ソウジU14
最後の2回のコーナーキックのクリアだけでもMVPの価値あり。笑
プレーの面でも全体的に落ち着いていた。
ジロウU14
後半から入りチームに落ち着きを与えた。攻撃、守備、切り替えと緊張感がある試合の中でプレー判断にほぼ間違いがなかった。
***最終戦だったのでU15の選手をMVP、MIPに選びたかったのですが…みんな緊張しすぎて誰一人良いプレーができていなかったぞー。笑
担当:後藤